最近仕事をするなかで見聞きする機会が増えたKintone。これまでプログラミング知識がないとできなかったことがノーコード・ローコードで実現できるというものです。
Kintoneに対する個人的な評価の変遷は以下の通り。
【①初めてKintoneという名前を聞いたとき】
なんかKintoneっていうツールがあって、やりたいと思ったことがパッと実現できるらしい!スゴい
【②自分なりに少しKintoneを触ったとき】
パッと実現できるって聞いたのに意外と制限というか、これはできないみたいなのが多くてめんどくさいな...これまであんまり気にしなくてもいい感じになってた細かいところも一つずつ考えて設定しないといけないし...プラグイン?とかいうのもよくわからんし...めんどいな!
【③更に勉強してKintoneを理解し始めたとき】←イマココ
Kintone独特の操作感というか感覚をつかむ必要はあるけど、慣れれば「そういうもの」として飲み込むことができて、その上でやっぱり多額のコストをかけずに「こんなことできたらな...」って何となく思っていることを実現できる可能性があるツールとして一定の評価はできる!ただ、意外と「Kintoneでやるか...」と思ったことでもExcelで十分対応できるものもあったりして、改めてExcelのスゴさというか、奥深さ、自分の勉強不足を実感(しみじみ)。
ちなみに私はド文系で、パソコンはそこまで苦手意識はないものの、マクロとかは意味不明、Excel関数もコピペして活用するくらいは出来るけど、ゼロから作ってくださいと言われると、「...ん?」と聞こえなかったフリをするレベルです。
こんな私がKintoneって何なの?と思っている人や導入を検討している人向けにあれやこれや書き残しておこうと思います。
(Kintoneエバンジェリスト?とかKintone認定なんちゃらとかの人は当然「Kintoneがいい!便利」って言うに決まってるし、Excelオタクは「それってExcelで十分ですよね?マクロでこうやって...」ってワケわかんないブラックボックス作っちゃうんですけど、どちらでもない多くの一般庶民に近い感覚を持ってる人からの発信ってあんまり見つけられないんですよね。勝手に一般庶民代表を自称して書かせていただきます。)
そもそもKintoneって何なの?って話について。「なんでもできる」が独り歩きしちゃってるんですけど、冷静に見てそんなことはない。出来ないことはできない。
「Excelみたいな表計算ソフトでしょ?」それもちょっと正確ではない。計算とか関数入れてみたいなことも出来なくはないけど、そこを本気で作り込みたいと思うならExcelの方が絶対いい。
じゃあ、何ができるのか。私なりにたどり着いたKintoneの代名詞は「①Excelのような関数計算機能のついた、②社内外の人とデータを共有してもデータ破損等の可能性が低い、③データベースツール」です。
次回以降でそれぞれの意味について説明していきたいと思います。