沈思黙考

日常の疑問から巡る思い

モノが溢れる世界のなかで

突然ですが私は大人になってから喘息を発症しました。程度としては軽い方だろうなと自分では思っているのですが、それでも発作が始まるとなかなか咳を止められずに苦しい思いをします。

 

コロナ禍もあって一躍注目された空間除菌関連商品、実際の使用空間で効果が証明できないというニュースがありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2e55b885747286a173cf3c76a524fd0002f9e2c

個人的には空間除菌出来るくらいの濃度だったら人間も影響受けちゃうでしょと思っていたので、この手の商品は購入していませんでしたが、販売元は密閉空間であれば効果があると言っているようです。

 

高い授業料を払った経験として、超音波式の加湿器での失敗を思い出します。

出産直後で赤ちゃんを守りたいという思いから、就寝中も高い湿度を保つために超音波式の最新型加湿器を購入しました。毎日水を入れ換えて掃除をしていましたが、加湿器を導入して二週間後くらいからずっと咳が止まらず、風邪かなと思ったけど薬を飲んでもなおらずという状況が続きました。

加湿器肺炎なんていう言葉も聞いてはいたので、より丁寧に加湿器のメンテナンスをしようと説明書を読んでいると、加湿すると同時に空間をきれいにする特殊なものを空気中に放出していることがわかりました。

もしやこれが原因では...?と思い特殊なものを放出する機能を止めると症状が少し改善しました。その後も加湿器は毎日洗浄し、毎週末乾燥させてとメンテナンスを続けましたが症状は完治せず、メンテナンスにも疲れはてて加湿器を使うのをやめたところ、症状が治まったのです。

喘息になるために加湿器を買ったようなものだと思い、加湿器は購入後数ヵ月で粗大ごみとして我が家から出ていくこととなりました...。

その後は簡単な機能しかついていなくて、メンテナンスも分かりやすい加熱式の加湿器を適度に使用+洗濯物の部屋干しで適度な湿度を保っています。

当たり前の存在である空気まで使って空間除菌製品や加湿器として商品化して、良かれと思って使っているのに何も効果がないとか、果ては人体に悪影響を与える...モノが溢れる世界で、売れるものはなんでも売る。商業至上主義的な世界にうんざりしますが、個人でできることはそれが本当に必要なものか、冷静に見定める感性を養っていくことしかないのかもしれません。