沈思黙考

日常の疑問から巡る思い

雪が降るなか出社して考えたこと

今週前半は関東でも大雪となりました。雪国からしたら大したことない降雪量ですが、雪への耐性がない都会にとっては充分な大雪で交通機関も一部麻痺したりしていました。

一介のサラリーマンである私はそんな日も元気に出社するわけですが、ネット上では退社命令がでないのはおかしいとか、そもそもテレワークであれば...なんて恨み節が聞こえていました。

普段からテレワークしている人が大雪の日もテレワークなら通常勤務ですが、普段出勤している人が大雪だからテレワークするなら、テレワークの方が楽な働き方だって認めてることになるよなぁって思いました。そうなると、何でもない普通の日も出社じゃなくてテレワークしたいって言うのはイコール楽したいって主張ですよね?と思う。

「通勤は労働じゃないから、その部分は楽にしたっていいし、楽にするべきだ」という意見もあるかも知れませんが、通勤しなくても仕事ができる環境を社員に提供するかどうかは会社が判断することです。社員が働きやすい環境をいくら整えたところで、短期的には一円の利益も生まないですからね。そういう働き方がしたい人は、そういう環境を用意してくれる会社に転職したらいい。そういう会社に参画する能力がないのであれば、自分の能力を高める努力をすればいい。その努力ができないなら、会社にしたがって大雪の日でも元気に出社したらいい。その会社のルールに従って活動するから対価として給料もらってるんですからね。

ただ、テレワークできる会社が優れていて、テレワークできない会社が劣っているとか遅れているとは全く思いません。テレワークでクソみたいな机上の空論しか言わないコンサルみたいなのに比べたら、出社して誰かの役に立っている方が良いと個人的には思います。いくらテレワーク出来るからと言っても、そういうコンサルをやりたいとは毛頭思わない。その辺になってくるともう、個人の価値観の世界になるので何が正解かは人によって異なる。

 

雪の日も元気に出社して「いやー、すごい雪でしたね!電車とか大丈夫でした?」なんて、同僚とお喋りしながら業務する世界も、それはそれで、のどかでいいなと思ったのでした。